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中国情報通信(No.4)

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発行 NPO法人全世界脱党支援センター日本

 

中国共産党に浸透された国連、コロナ禍でその深刻さ明らかに

 中国共産党政権の無作為と隠ぺいにより、中共ウイルス(新型コロナウイルス)が全世界に拡散し、貴重な人命が失われた。にもかかわらず、防疫を担当する世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はその対応を批判するどころか、「模範的」などとほめたたえている。この背景にはどのようなからくりがあるのだろうか。

 過去十数年の歴史を振り返れば、中国共産党は実にさまざまな手段で国連に対して浸透工作を行ってきた。この問題についてホワイトハウスの国家通商会議のトップであるピーター・ナバロ氏はこう述べている。「中国(共産党)はその植民政策を用いて、賄賂やその他の方法で国連内部の組織をコントロールしようとしている。これはアメリカと全世界に対する大きな破壊だ」

 では中国共産党はどのように浸透したのだろうか。

国連をコントロールする

 ナバロ氏はこう語る。「過去の十年間、中国共産党は絶えず積極的に行動し、彼らの人員を指導的ポストに就かせることで国際機関をコントロールしようと試みてきた。もちろんテドロス氏のような代理人を用いて影響を拡大しようとしてきた。中国共産党はすでに15の専門機関のうちの5つをコントロールしている」

 国連の15の専門機関の中で、4つのトップが中国共産党の代表に占められている。それぞれ国際連合食糧農業機関(FAO)の屈冬玉・事務局長、国際連合工業開発機関(UNIDO)の李勇・事務局長、国際電気通信連合(ITU)の趙厚麟・事務局長、国際民間航空機関(ICAO)の柳芳・事務局長である。

 今年4月初旬、中国共産党の外交代表が人権理事会の一員となり、人権状況が極めて劣悪な中国共産党とキューバが人権理事会を牛耳る結果となった。国連のさまざまな専門委員会が中国共産党の手中に入ったことは争いようのない事実だ。

 ナバロ氏は続ける。「中国共産党が世界保健機関をコントロールした結果、計り知れないダメージを被った。彼らは人々の間の情報交換を阻害し、伝染病であると認めなかった。そして感染が拡大しても彼らは旅行禁止令に消極的だった。これはわたしが見てきた中で最も重大な事件の一つだ」(大紀元より)  続きはこちらから

 

人 権 弾 圧

 2006年4月20日、中国瀋陽市蘇家屯の病院に勤めていた女性(仮名アニー)が、米国ワシントンDCの公園で開かれた集会で衝撃的な証言を行った。勤めていた病院に併設されていた強制収容所に多数の法輪功学習者が収容されており、医師が彼らから生きたまま臓器を強制的に摘出し、販売していた。しかも、証拠隠滅のために、生きたままボイラー室で焼却したというのだ。

 この証言を受け、カナダの国際人権弁護士デービッド・マタス氏と元国務大臣デービッド・キルガー氏が綿密な調査を行い、紛れもない事実であることを明らかにした。これを機に、今なお中国共産党政権が国家ぐるみで行っているいわゆる「臓器狩り」が国際社会に知られることとなった。

 

中国東北部で感染拡大 吉林省、市民の北京入りを禁止

完全封鎖された「北部戦区空軍病院」

完全封鎖された「北部戦区空軍病院」

 黒龍江省に続き、吉林省、遼寧省にも再び中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染者が現れ、東北部で感染が拡大している。吉林省衛生当局は5月22日、市民の北京への移動を禁止する通知を出した。

 北京で22日から全国人民代表大会(全人代、国会相当)が開かれており、「北京の安全を守るため」、吉林省住民の上京を禁止にした。

 全国に現在、二つしかない「ハイリスク」地区が吉林省にある。その一つは吉林省舒蘭市。舒蘭市20日の発表によると、同市内9つの住宅区の警戒レベルを「ハイリスク」に引き上げた。住民の移動が制限されたほか、日用品の購入はネットスーパーなどの宅配のみとなっている。住宅地の入り口での受け取りは各家庭から1人に制限されている。

 感染は遼寧省瀋陽市にも拡大し、5月13日、軍病院である「463病院」(北部戦区空軍病院)が完全封鎖されたが、政府メディアは報道していない。吉林省、遼寧省では8000人以上が隔離された。(大紀元より編集)

 

【書籍紹介】『かつてなき邪悪な迫害-人類の善性を滅ぼすもの』日本語版

かつてなき邪悪な迫害-人類の善性を滅ぼすもの

 本書は、中国共産党の迫害に関心を持つ世界19人の学者、政治家、弁護士、医師、人権活動家らによる論文集。1章から5章まで、政治、社会、経済、医学、法律、メディア、文化のそれぞれ異なる角度から、人類史に大きな暗闇を落とした大規模弾圧を解く。これらの分析から「法輪功に対する迫害」は、単に一億人におよぶ法輪功学習者の基本的人権を侵害しただけでなく、この残虐な迫害が長期的かつ広範囲にわたって行われていることによって、人類の良知が毒され、道徳の普遍的価値観が破壊されたことについて、明らかにされる。(amazonより)

博大出版発行、1,250円(税別)

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